2008年12月26日金曜日

Executive Order - なんと!

GCの返却を最終決意した。という事で、前回の訪問で確認しておいた、大使館の最終日の今日、昨晩の深酒の苦しさを我慢し、早朝に出かけた。「あれ?」。8時半前に到着したのだが、人の列がない。警官が近づいてくる。「どこに行きます?」。「(当たり前だろ)大使館へ」。「休みですよ」。「え!?、だって、開いてるって言ってましたよ」。「あの人にで聞いてみて」。という事で、警備員らしき人が登場。「すみません、急な「大統領令」で休みになりました、代わりに29日に開けます」。という事で、またもやGC返却に失敗した。それはそうと、トムクランシーの小説の題名にもなった「Executive Order」だが、調べてみると、月に4-5本と結構たくさん出ている。第一号は1886年の「奴隷解放宣言」だそうだ。今回の命令は12/12に出ていたが、「政府機関は、クリスマス直後に当たるこの金曜日を休みにする」ということだった。どこかの国のトップは、石川遼に賞をあげることぐらいしか権限も威光もない。

2008年12月25日木曜日

お気に入り - なぜか体重は減る

NYに住んでいた頃は、よく和食を食べた。大体は外食だが、自炊もしていた。20年も居ると、Japanese Restaurants もかなり変わった。Sushi, Sukiyaki, Tempuraが昔は定番だったが、今から思えば、レベルはどうだったか。「本モノ」とな何か?見たいな話にはなってしまうが、最近では「和食を守る」なんて動きもあるようだ。日本のファミレスでは,写真入りのメニューが当たりまえだが、アメリカでは、あのNobuが始めたのではないかと思っている。まだMatsuhisaがビバリーヒルズにできたての頃、懐石料理を写真入の綺麗なメニューで見せていた。そこに多くのタレントが集まり、その中にデニーロが居て、NYにNOBUを出す。それはそうと、帰国してからは、日本で(本物?の)和食が美味しいから、NYへ行っても和食は食べない。今回もお気に入りのジュリアンとDocsのカウンターでシーフードとなみなみのPino。マッスルもワインも、なぜか、日本では1/4しか供されない。さて、日本で今のお気に入りは、西麻布の「寿司ふるかわ」http://www.furukawa-sushi.jp/ 今まで食べたすしで一番美味しい。来年あたり星がつくか?

2008年12月24日水曜日

それでも人は -又歩き出す

数年前まで、枯葉舞う80号線をレンタカーでダートマス大学まで走破するのが、大学訪問開始の恒例だった。一人で5時間以上突っ走るので、眠気覚ましに、息子が作ってくれたカセットに合わせて歌をがなった。其の定番の一つにGLAYのBelovedがあった。掲題の歌詞が好きだったからだ。今回のNYは短かったが、街の喧騒、メディアの報道、何人かとのお茶話や電話、そういうものだけだが、自分の「心身」での実感を持った。確かに暗いNewsはまだ多い。しかし、前へ向かおうという気概は感じた。帰国後の日本では、まだまだ暗いNewsばかりだ。人の存在は、前へ向かう事、其の中にある、という事を言ったのはハイデガー。さて、帰国後、自宅は漏水で大騒ぎ。配水管が何やらでつまり、家が水浸しになった。幸い駆けつけてくれた建築会社のプロが、一発で修理してくれたが、年末の椿事だった。昨日は笹本家と親子ゴルフに出かけたが、スコアはボロボロ。それでも自分は、又ゴルフに行く。

2008年12月22日月曜日

Last Trip - Good By America

到着前の機長のアナウンスによれば、15時間半も乗っていたらしい。確かに、搭乗したのはよいが、カーゴの遅れだとか、除雪だとか、離陸待ちだとかで、2時間以上も飛ばなかった。しかし、今日のは早朝便だから、どんなに遅れてても夕方には着くだろうと高をくくって、寝てしまった。ところで、風邪予防でマスクをするのだが、NYでは殆ど見かけないから、珍しく思われているだろうと思っていた。しかし、背に腹は変えあられないので、恥も外聞もない。成田到着は2時過ぎだったので、そのままオフィスへ向かったが、なんだか東京は暖かい。出る前にNYは摂氏で零下10度近かったと思う。最近は髪が薄くなったので、帽子は欠かせないが、NYの寒さは、「耳あて」も必要だ。こうして、今年のNY参りも幕を閉じる。今回は、「非居住者」への変更を諸事してきたので、これでほぼ帰国手続きは終わりに近い。これで、来年からは晴れて納税を日本へする事になる。さて、「定額給付」ももらえるか?しかし、アメリカに長くいたので、今後も10年間は、IRSへ書類を出す義務があるそうだ。写真はNYオフィスビルのエントランスの飾り。

2008年12月21日日曜日

After the Party - Where we go from here

雪が心配だったわけではないが、ほぼ一晩中起きていた。最近は3日間以上滞在することがないので、時差もあるのだかないのだかわからないうちに帰国となる。2週間毎に往復していた頃は、睡眠が足りないと仕事にならないので、薬を飲んで無理にでも寝ていた。しかし、今はそんな無理をしなくても、ちょっとの寝不足気分で済んでしまうからだ。さて、昨晩はThe Day the earth stands still を IMAXで見た。IMAXは料金が15ドルで、通常より3ドル高いが、大画面の迫力はある。エンディングで、観客から拍手がわいたが、こういうのはやはりアメリカだ。キアヌリーブスはともかく、キャシーベイツだったか、あの女優を見ると、赴任したてのころ見た、Miseryというミステリーを思い出す。掲題は、夜中見ていたTVの特集で、「宴の後」とでもいうのだろう。この金融危機を言っているのだと思うが、どの期間をPartyと言っているのか?写真は夕方買い物行ったブルーミングデールス。ほとんどの商品が半額で、大変な混雑だった。

2008年12月20日土曜日

帰れるか? - 今晩も雪予報!

華氏で20度だから、摂氏で零下8度くらいだろうか。昨晩は雪は一旦みぞれ風になり、それが夜に凍結したのだろう。朝のTVでは、全米のSnow Stormをやっている。昔「Ice Strom」という映画があったが、まさにあの映画の冒頭のような郊外に光景だ。高速道路も、空港も、雪だらけだ。そういえば、今年2月にNYへ来た時も、大雪でLAへの移動が大変だった。クリスマス前の最後の週末なのだが、この雪で出足はどうなるのか?ブッシュのBIG3救済も、この消費を冷やさないようにと考えたのだろうが、mather natureには勝てないか?TVを見ているのだが、オバマの閣僚任命が次々と進んでいるようだ。やはり、日本での報道を見ているだけとは違う実感がある。午後は街に出てみるとする。そういえば、昨晩見たSlumdog Millionareは面白かった。今晩はThe Earth stand stillを見る予定。

2008年12月19日金曜日

Snow Storm - Manhattan Life

雪が降って来た。しかも横殴りで、かなりの速さで積りだした。昨晩からNYに来ているが、やはりNYは寒い。何年も住んでいたのだが、東京暮らしが長くなり、すっかりNYの寒さを忘れてしまった。なんだか、懐かしいような気もするが、「こんなだったか?」と思う気持ちもあり、人間の知覚の適応力というか、いい加減さを感じる。今回オフィスには誰もいないので、一人で寂しいが、暖房もきいていて快適だ。そうそう、室内のこういう暖房のきき方、外の寒さとのコントラスト、ウォッシュレットのないトイレ。こういうのがNYの暮らしだったな。写真は、昼に出かけたNYUのワシントンSQ。タダコピの菅澤君がNYにタダコピUSAの立ち上げで来ている。とりとめないが、今晩はSlumdog Millionareをみようと思う。

2008年12月18日木曜日

あわや、、、 - 成田へ

渋谷駅が混んでいた。今日のの6便は11:50発。最近は離陸時間がよく変わるなとも思いながら、今朝は9:45渋谷発NEX13号を買った。夏前だったか、6便が11:30だった時、この電車が30分遅れ、離陸前にもかかわらず、乗せてもらえなかった。あの思い出が脳裏をよぎる。アナウンス。何やら朝方の濃霧で遅れているらしい。5分遅れ。10分遅れ、中には25分遅れもある。「やばいか?」と思ってホームで待つと、数人が走ってくる。接続路線も遅れているのだろう。1号車なので、一番端で立っている私に聞く事になる。「もう行ってしまった?」。「遅れているから、まだです、、」。その中の一人の外国人大学生。息を切らしながらも安心して話しだす。フランスプロバンスからの留学生だ。「暖かいところだね」と言うと、なんと珍しく雪だそうだ。昨晩はテニスも、会食もキャンセルして早く寝たが、体がだるい。

2008年12月17日水曜日

まずいな - 明日からNYだが、、、

長男が月曜日の夜から40度近い熱で寝込んだ。自分は予防接種もしたので大丈夫だろうと思っていたのだが、今朝から徐々に熱が上がってきた。まずいことに、明日からNYなのだ。6月のNYでは、到着から帰国までずーーとホテルで寝ていて、あれが気持ちをNYからはなさせたとも思っているが、今回はどうなるだろう。

2008年12月15日月曜日

正しいリストラ - 必然の前提

Hire and Fireと言う言葉があるが、アメリカ社会では「雇用と解雇」は表裏一体と言われる。同様にひところのネットバブル崩壊の時には「Start and Stop」という言葉もでき、Start Upだけを考えるだけではないよ、とリマインドが成された。何回か引用しているが、塩野七生は「滅ばなかった国はない」と書いている。「生は偶然、死は必然」、人は必ず死ぬ、だからそれを所与のものとし、過去を受容し、己に使命を与えよ、と言ったのはハイデガー。となると、組織、企業も人が作る活動だから、そこには同様なドグマが存在する。繰り返せば、組織には寿命があり、形はともかく老いも死もある。となると、リストラはどんな組織でも不可避の事象と捉え、「その時」になって場当たり的な安易な行動をとるのではなく、「その時」が来るのを前提にして、採用、人事、経営をしていかなければならないという事だろう。

2008年12月12日金曜日

正しいリストラ? - 差別と論理

「リストラに正しいもなにもないだろう」と叱られるかもしれないが、アメリカで幾度か「本場のリストラ」を実行者としても、対象者としても経験してきた稀有?な自分としては、「法と倫理に基づく『正しい』リストラ」というものがあると思っている。どういうものかは昨日書いたからそれを見てほしいが、ボトムラインとしては、「人、個人としての差別をしない事、合理的、論理的である事」だと思っている。誤解を恐れずに言えば、「訴えられても負けない事」としてもよいかもしれない。ここ数年日本もリストラを平気でやるようになったが、この「リストラの精神」みたいなものが抜け落ちて、「数合わせ」だけで行われているように思う。だから安易に弱者へ向かう。50歳以上とか、外国人とか、派遣とか、内定者だとかだ。そういう「弱者切り」をしたら、アメリカではストライクアウト!だ。Job Description/Job Pricingだけがすべてではないが、やはりその本質の理解が必要だ。

2008年12月11日木曜日

派遣切り - 非合理

「何が悪い」などと過激な事を言うと首が飛ぶが、幸い私は大臣でも大企業の社長でもない。さて、ここ数年、「派遣社員を正規社員に」などという話になんだか釈然としなかった。アメリカでは、90年初頭の雇用危機を経て、組織と個人の新しい関係の中で、会社の社会化が進み、アウトソース、スタッフィング(派遣)など雇用・就労の形態が多角化、柔軟化、複線化してきた。世の中の不確定性が増加し、固定した関係のリスクを最小化するためだ。企業は、流した血と心の傷に学び、景気拡大時もむやみな採用を控え、厳選コア社員のリテンションを進めた。労働者を人として差別してはいけない。これは法であり、倫理だ。しかし、雇用形態の進化の逆行はいかがなものか。正社員は正社員なりのコンピテンシーと制約、責任、忠誠が前提で、派遣は派遣なりの専門性と柔軟性、自由、流動性がある。これは差別ではなく区別だ。ただ一つ言えるのは、「派遣だけ切る」という事は、リストラロジックとしては「非合理」だろう。正しいリストラとは、「なりたい姿を描き、それに必要な資源(人・物・金)を残し、足りない物を補強し、残念ながら当てはまらなかったものを削減する」事だ。だから、派遣が含まれる確立が高いかもしれないが、正社員だって組織との価値観が会わなければ対象になるのだ。そこを誤解してはいけない。、

2008年12月10日水曜日

絶対神と守護神 - 日本は?

ガソリンが安くなったせいもあり、最近はゴルフなども車で行く事が又増えた。という事で、電車を利用していた頃に取れた読書の時間も少なくなったのか、「ローマ」の3冊を読むのに1週間以上もかかった。ローマ帝国の衰退が加速する3世紀で、皇帝がコロコロかわり、最後はその後のキリスト教の帝国のっとりへの幕開けで終る。そこで、キリスト教の「絶対神」とローマの「守護神」の違いの紹介があるが、こうしてみると、神が人の脇にいて、人の自律を見守っていた社会と、天上に君臨し人を導く社会との差が歴然のように見える。日本は、「草葉の陰でおばあさんが見守る」というような、ケルト的アミニズムの余韻が残り、どちらかと言えば、ローマ的な宗教観を古層に持っているようだ。社会に不確実性が広まった時、何かにすがるか、人が人として立つかに分かれるのは歴史が教えている。日本人は、この世界をどう生きるか。

2008年12月9日火曜日

セルフモティベート - 謙虚心も

あの王監督、本塁打王を取っていた全盛期でも、シーズン開幕前は「今年は一本も打てないかも知れない」と思ったそうだ。だからこそ、オフには猛練習をして「自信」を持って臨んだという事だ。「自信とは、結果を元に後で持つものではなく、努力の結果としての事前に持つものだ」と白石豊は書いている。ゴルフで結果を残す選手も、「なぜかうまく行く試合の前は、自信で溢れている」と言うそうだ。石川遼がいいのは、常に前向きだからだ。このオフにどうなるのかは分からないが、十分練習して自信を増してくる事を期待したい。さて、ただのミーハーオヤジだが、先月石川遼を見にコースへ出かけた。Nature & Nurtuer、心は生まれてから育つ物。だからいつからでも、鍛え治す事ができる。まだ遅くないぞ。写真はヒルズからの東京タワー。

2008年12月8日月曜日

若者よ「夢」を抱け! - 安西塾長

「いつでも夢を」と橋と吉永が歌ったのは日本が、オリンピックを前に高度成長を始めた約45年も前だ。半世紀の間に日本は当時描いた「夢」を成し遂げたのかもしれない。ローマの本を読んでいて、建国の時期は手に汗握る面白さだが、衰退時期に入ると読むのがなかなかしんどいが、日本はこれからどうするのだろうか。と、人ごとのように、ここ何年も考えているのだが、昨晩はNHKで「日本人のアイデンティティー」という番組を見た。尊敬する安西塾長が登壇と言う事で、楽しみにしていたが、出番は1/5程度で残念だった。しかし、日本を先導する学長としての見識・意欲のさわりは聞けた。「若者よ夢を持て、世界を見ろ、果敢に挑戦しろ!」というようなメッセージを、いつ聞いても素晴らしい、気品ある語調で語られた。「目標は達成可能な短期ゴールの積み重ね」という認知工学的説明もあったが、本番はもっと色々と語られたのではないか。TV番組では編集されてしまうのが残念だ。「教育が日本をひらく」、先生の新刊本も必読だ。

2008年12月5日金曜日

Liquidation? - Recoup the cash!

先週銀座に行く機会があったが、なんだか閑古鳥がないていた。夏頃はアジアからの観光客が溢れていたのが、かなり減ったようだ。いよいよ人員カットも本格化し、景気はしばらくヤバそうだ。という事で、NYはどうかとNYタイムズを覗いてみると、あったあった、「高級デパートで、ブランド品の投げ売り」だ。バーグドルフやサックスなどのデパートが、先月のラグジュリー品売り上げの25%減を受けて、歴史初めての高級ブランドを50-70%値引きしだしたと言う事だ。一度下げたブランドイメージを回復できるかというコメント付だが、背に腹は変えられないと言う事か。クリスマスツリーも点灯したマンハッタンは1年で一番綺麗でにぎわう季節を迎えているが、今年はどうも大変だ。クリスマスが終ると、ツリーのゴミが路上に出され、飾りつけもなくなる。今度は一気に暗くなる。こうなると、1/20のオバマ就任まではこんな調子が続くのか。松島さん翻訳の「オバマ本」が朝日新聞社から1/19に発売だそうだ。

2008年12月4日木曜日

KK2 - キャリアリング

第3回は「自分にふさわしいキャリアの確立とは」。10年ほど前から、日本の自殺・うつが急増したが、同時に「キャリアへの悩み」が多くなった。それまでは、「言われた事を正しくやる」事が大事だった世界観が崩れたせいだ。考える事は大事だが、悩む必要はない。なぜなら、当然の問いだからだ。西欧の長い歴史でも、多くの思想が積み上げれれてきた。キャリアデザインの考えはいくつかある、大久保幸夫の「筏くだりと山登り」論。金井としお「節目とドリフト」論など。ここで私は、「キャリアイング」という考えを提示する。キャリアイングとは自分らしさを考えながら、よりよいを目指す行為そのもの。キャリアイングを実行する例として、トム・ピータースの「レジメイング」を紹介。四半期毎にレジメを書く事を自らに課し、キャリアを積み上げる行為。最後は、「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ!」。

2008年12月3日水曜日

KK2 - グローバル社会の中で生きる力

第2回は「グローバル化の中で生き抜くための力とは」。日本はその長い島国の歴史の中で、内に優しい集団型・閉鎖型社会を営んできた。一方、ギリシャに始まる西欧社会は、陸続きの中、多くの都市国家間の戦いの中で生き残り、ベンチマーク型開放系社会を形成してきた。山岸は「安心社会は信頼を破壊する」と延べ、日本人の特性を明らかにする。グローバル社会では、赤の他人を信頼できるかどうかで、損得が分かれる。つまり、他人を信頼できるかを測れる力と知性、そして、他人から信頼にたる人間だと思われるだけの知性と力の両者を持つことが個人レベルで必要であり、そのような自律した個人と機会のベストマッチングが、効率がよい、よりよい社会を作る。人生に目的はなく、ただ「よりよく生きる」という力だけがある。

2008年12月2日火曜日

KK2 - 日本社会とグローバル

「グローバル人材」という切り口で、4月頃から霞ヶ関ナレッジスクエア(Kasumigaseki Knowledge Squaer:KK2 http://www.kk2.ne.jp/)での研究会に参加しているが、近々収録をすることになり、その原稿を準備している。3部作なので、今日から3日間で、さわりをここにまとめてみる。タイトルは「グローバルな社会をどう生き抜くか」。対象は30代±のキャリアシーカー。1回目は、「日本におけるグローバル化の状況」。現在の世界をドライブしているのは、IT革命とグローバリゼーション。その世界は、人類史がたどり着いたアメリカ型自由資本主義。古代性が残る「たおやか」な日本も、96年の金融ビッグバン以降、グローバル社会の構造理解がないまま、従来型社会の構造を壊され、自殺者・うつ病が急増してきた。今、日本人は「自己を見つめ」「世界を理解」し、このグローバル社会の中での生きるすべを考える時だ。

2008年12月1日月曜日

イチョウも自分も - ころも替え

街のイチョウの木が黄色いが、東京はは紅葉宣言も年々遅くなって、今や「紅葉」は12月という事になって来た。NYにいた頃は、毎年大学訪問が始まる9月下旬がNew England の紅葉の始まりで、落ち葉の舞う中を一路レンタカーで北上したものだ。これも温暖化のせいだろうが、着るものもそうだろう。私だけが遅いのかもしれないが、少しずつセーターなどは出し始めてはいたが、ようやくこの週末で、スーツを入れ替えた。入れ替えたといっても、最近は夏にあまりスーツを着なくなったので、夏物は少なく、合いもの冬物の枚数が多い。昨年帰国した時に、スーツはかなり処分したが、そう言っても新しい物が5着出てきた。こうして、冬が3-4ヶ月という事になると、年間でスーツを着る機会が更に減ってくるのだろうか?亜熱帯化だと言う事か?ちなみにスーツは最近はZegnaがお気に入り。

2008年11月28日金曜日

意思薄弱 - というか、、、

前の会社にいた頃、アメリカ大使館の前を通って歩いて通勤した事もあって、イラク戦争の時だったか、大使館前の抗議デモを見ていて、新聞取材を受けて記事になった事もある。そのアメ大に今朝、グリーンカード返上の「意」を決して出かけた。結構な雨の中、8時半に到着すると、外門の前に長蛇の列。「あーあ」と思ったら、「市民、永住権はこちら」とある。そう言えば、空港だってそうなってる。という事で、スイーと窓口まで行けた。のはよいのだが、、、「GC返しに来ました」と言ったのだが、「何で?」ときた。「もしかして、ムンバイ事件でアメリカ人が狙われたからなんて思ってる?」と思ったりしたが、とにかく、「引越したいので、、、」と言った。すると、「1年入国しなければ自動失効するし、時々帰るなら、そのままでいいし、一度破棄すると、もう取れないよ」などと、しつこい。仕方がないので、「税金の申告は、、、」とボソッと言ったのだが、「INSとIRSは別だから、、、」などと意味不明の事を言われた。結局、「も少し、考えて出直します」と引き下がった。申告書は手に入れたし、どうやるかは分かったが、さてどうしようか、、、

2008年11月27日木曜日

サマーズの謙遜 - マドンナの貞操

オバマ政権のNEC長官にローレンス・サマーズがなりそうだ。クリントン政権の財務省時代にサマーズの話を間近で聞く機会があった。その後ハーヴァードの学長になったが、女性差別発言で辞任した。16歳でMITに入学した切れ者経済学者だが、手法は強引という評判だ。掲題は、「両者を同じくらい求められない」という揶揄だ。さて、サマーズは当時バリバリのリビジョニストで、対日強硬派だった。榊原とタッグで、当時の円高是正に手腕を振るった。こうなると、現在の円高をこのままで放置するわけがない。年があければ、円安へ向かい、日本の市場構造のいっそうの改革を求めてくるだろう。そういえば、慶応の安西塾長は、サマーズが学長時代に差しで、会談していたな。写真はテラスのポインセチア。

2008年11月26日水曜日

迷走する帝国 - と瞑想してみる

今年は和モノばかり読んでいたが、久しぶりに塩野七生の「ローマ人の物語(32-34巻)」を買って読み出した。出だしに、「皇帝の平均在位期間が極端に短くなった」と、ローマ帝国衰退の表象を書いている。むっ。何処かの国の首相も最近は1年毎に代わっていなかったか?一方、どっかの国は、グローバル金融危機をばら撒いた結果、大きなダメージを負ったが、大統領選挙は見事に「変革」のダイナミズムを具現化した。やはり、アメリカのダイナミズムは普遍的な力を持つと、改めて確信した。景気はまだまだ、なんやかやと大変だろうが、「変わろうとする力」は脈々と底流にある。ローマを読むと、つくづく、アメリカと言う国は、ローマの仕組みから学んでいるのだと思う事が多い。「永遠に続いた国はない」と塩野は書くが、「変わる」というダイナミズムそのものを、「新しい国の姿」と見ればどうだろうか?伊勢の遷宮とのアナロジーだ。写真は次男のエルミタージュ?

2008年11月25日火曜日

草莽の志 - グローバル

相良総三、赤報隊隊長は、倒幕の先鋒として中仙道を進軍中に「偽官軍」の汚名を着せられて、下諏訪で斬首された。下総相馬(現在の利根,つくば市あたり)の商家出身で民の決起を基礎にした新日本の建国を説いたが、結局薩長倒幕派藩のバックを持つ新政府軍に使い捨てにされた。グローバル世界は、ある意味、この「草莽」のエリートが自律した民を先導する世界だとも言える。日本国のありようはこのあたりでまがったか?さて、昨日は長男、次男とこの相良の下総を抜けた向こうの石岡でゴルフをした(写真)。両名ともまだ修行がいるが、2-3年では抜かれるかもしれない。さて、草莽。「国に在るを市井の臣といい、野に在るを草莽の臣という(孟子)」。「草莽崛起、荳に他人の力を仮らんや。恐れながら、天朝も幕府・吾藩も入らぬ、只だ六尺の微軀が入用(松蔭)」。

2008年11月21日金曜日

Local Trip - stranger in the sky

2年ぶりに国内線に乗って福岡を往復した。羽田でカウンターを間違えたり、JALの座席にファーストクラスができていたので驚いたり、すっかり stranger になっていた。それはそうと、座席は往復とも満席で、自分の事は棚に上げるが、何しに動いているのだろうか?若い頃は札幌にいたので、東京への往復を頻繁にしていたが、あたり前だが、国内ビジネスというのはそれなりに拡大しているのだろう。しかし、NYとボストン、ワシントン、シカゴなどの路線は、確かにビジネスパーソンもそれなりには乗っていたが、一般客(?)がそれなりに多くて、今日の福岡線のように、殆どがビジネスマン(らしき)という事はなかったと思う。日本はやはり、face to faceのビジネスが多いいのか?それとも、「飛ぶ」事が目的化しているのか?どうでもいいか。

2008年11月20日木曜日

人間にとって、、、 - 空間との距離

昨日も今日も晴れ上がり、秩父・丹沢山系がよく見える。こうして遠くが見えると、この日本を舞台にした多くの歴史が頭に浮かぶ。今年は夏の初めまで、「新平家物語」の長編を読んで、その後平将門、藤原住友、南北朝、間宮林蔵と、日本系をかなり読んだ。日本は京都が中心だったのだが、関東、東北も平安の昔からの往来もあり、今日のような関東を囲む山並みを見ていると、その昔の日本人の「距離感」「世界観」などを想像してしまう。東京周辺は今やコンクリートジャングルと化して、その底辺をはいつくばっている日常の個人は、オフィスに、家庭の箱に自分を閉じ込め、TVだゲームだと更に内向きの旅を続けている。明らかに文明は人間を退化させているように見える。

2008年11月19日水曜日

よくぞ日本に帰りけり -ただのオヤジ

昨晩の岐路、恵比寿の街をぶらりとしたら、ちょっとした横丁に居酒屋街を見つけた。「なんだろう」と入り込んでみたら、まるでアジアの屋台通りのように小さな店が軒を並べていた。うまそうな「鍋」屋があったので、つい座ってしまったが結果は正解。とてもうまかった、、、のはよいのだが、かなり飲んでしまう羽目になった。と言うのは、となりにいた川越から来たというペアと話が弾んでしまい、気がついたらもう5-6杯飲んでいた。「気をつけよう、暗い夜道と盛り上がり」。写真はオフィスから見た芝方面。

2008年11月18日火曜日

東京マラソン落選 - 転出決心

15年前の初マラソン、ラストの2マイル位は、寒いし辛いしで、「2度と走るまい」と思いながら走ったが、ゴールしてしまえば、それは感涙ものだった。今年の東京マラソンは、10年ぶりとは言え、「無理をせず完走」が目標だったので、さしての苦労もなくフィニッシュできた。という事で、来年もやってみるかと応募したのだが、見事落選した。走るとなると又大変だなと思っていたので、落ちてホットした思いもあるが、「落選」というのは、気持ちのよいものではない。アメリカの住所がまだあるので、アメリカから申し込んだのだが、意外にもダメだった。という事で、長年保持してきた永住権も、もはや必要もなくなったので、年末には住所を日本に移そうと決心する事ができた。大げさだが、ちょっぴりだけホント。

2008年11月17日月曜日

Midnight Fall Deam - 時差なし

結局「007/Quantum of Solace」を見たのだが、前夜、TVの批評を聞いていて、「今年最高!」と誰かが行っていた、「Slumdog Milliomaire」にしようかとも思った。後で調べて分かったのだが、実は「Slumdunk」と聞き間違えていて、バスケの映画かな?と勘違いをしていたが、インドのムンバイを舞台の英国映画で、スラム街の子供がTV番組クイズで、、、という物のようだ。池波正太郎説の「迷った時は大作」を守っている私は007にしたわけで、批評は松島ブログにお任せするとするが、私的には楽しめるが、アクションばかりだったという印象だった。中学生時代に場末館で3本立てでみた007シリーズは、ショーンコネリーと美女の絡み合い、軽快なアクション、そして、かっこいい音楽、という印象だったと記憶している。若かったせいか?写真は昨日ホテルを出たところの、3rdから42丁目を西にみた交差点。2泊4日が夢の中だったような今朝だ。

2008年11月16日日曜日

Leaving NYC - Foggy and Stormy

昨晩はちょうど封切りになった007を見てそそくさと寝たので、3時半に目が覚めた。今日は霧と雨で外へも出る気がしないし、TVも見あきたので、8時半にはホテルを出て空港へ来てしまった。いつものようにEトレインなのだが、ヒスパニックの若者の酔っ払いが8人くらいで大騒ぎしていた。ボトルでラッパ飲みするは、通路で暴れるは、果ては乗客にまでからむ。途中で降り客もいたが、次の電車がいつ来るかもわからないし、席を替わると絡まれそうだし、珍しく緊張した。そういえば、TVのニュースでHate Crimeで白人の若者7人が逮捕されたのをやっていて、その話をしたり、黒人の乗客をつかまえてオバマがどうのこうのと言っていた。黒人乗客はおとなしく逆らわないようにしていたが、今後はこういう場面が増えるのだろうか。写真はまたまたジュリアンのマッスルだが、これは日替わりなので、金曜日のスパイシーバージョン。もちろんリフィルはただ。

2008年11月15日土曜日

Side Walk? - No, Random Walk!

最近は街のあちこちにTVがあるが、こんなご時世なので、どこでも金融情報を映している。ある所のロビーで話をしていたのだが、そこでもマーケットに一喜一憂する人たちがいた。昔、あれはリーマンだったかモルガンだったか、NYでペレイラというLBOの創始者のような人に会う機会があった。彼がその時のマーケットを「Side Walk」と言ったのだが、今もちょうどそんな感じか。しかし、今の動きの幅はあの当時の10倍くらいはありそうだ。なにせ、一日で1000ドルとか1000円とか平気で動く。逆に言えば、「その範囲(BOX)で動く」ということもできる。週末のG20では意見が割れそうだと言っているから、月曜日の東京マーケットは大きく下げで始まり、7000円を切って反転し、夕方には大きく上げるだろう。ところが、そうは問屋がおろさない。マーケットはランダムなのだ。つまりギャンブルと一緒だ。