
桜も開花し、世の中、卒業式の季節だ。街には、着物姿の女子学生がいる。自分の大学卒業式は、まったく覚えていないから、多分出席しなかったのかも知れない。或いは、忌まわしい(笑)記憶として、忘却の彼岸に行ったのかも知れない。しかし、22年前、シカゴのBSの卒業式は、はっきりと、そして第2の人生の出発点として、記憶している。苦しい2年間だっただけに、あの日の感動は忘れない。さて、日本では、当たり前だが、「終わり」の式として、卒業式があるが、英語では、「Commencement」と言い、「始まり」の式としてある。除夜の鐘も「終わり」の鐘で、タイムズスクエアのボールは、「始まり」を祝う。かように、東西の文化は違う。さて、2004年10月13日から、ほぼ毎日、約1000回書いてきたこのブログも、そろそろ「卒業」の時期が来たようだ。さて、今度は何を「Commence」するか?