
なぜかは知らないが、イリノイから一時帰国している3男が、箱根にいったらしい。昨晩の我が家の食卓には、お土産のお菓子に加えて、寄木細工がいくつかあった。写真のからくり箱は、昔長男が持っていたもので、昔から欲しかったとの事。執念深いものだが、まあいいだろう。写真はないのだが、もう一つ、丁度手裏剣のようなかたちで、二つの木材を中央で結合した、知恵の輪のようなものがあった。やがて帰ってきた次男は、コツをしっていたらしく、一発ではずした。それを見た私も、30分ほど格闘したが、偶然にもはずす事ができた。外から見ると、非常に単純な造りに見えるのが、ひっかけで、実の構造は、中央に細い丸軸を両方向に組み込んだ、精密なものだった。タネ明しはしないが、問題には見かけだけで取り組んではいけない、という教訓を思い知った。ま、だから、からくりと言うのだが。