
こんな風邪?は多分初めてだ。喉も、鼻もおかしくはないが、日中時々熱が出る。ということで、普通に活動しているが、御酒などは控えて、睡眠も十分とっている。いいわけ臭いが、今週予定していた、NYとの早朝電話会議などはパスさせてもらった。というのは、NYと東京は昼と夜とが「真反対」だからだ。今回、「え、今NYは何時だっけ?」なんて考えた自分を発見し、ある意味驚いた。20年間、2週間毎に往復していたので、どちらに居ても、どちらの時間も把握できていたし、どちらの人達ともリアルタイムで連絡できる状態だった。しかし、東京での定住に慣れてしまうと、確実に「こちら時間」での「心身」になってしまう。いいわけくさいし、軟弱とも言える。しかし、現実だ。NYに住んだ頃は、朝はTVで、NYのニュースを見るし、街に出れば、同じ事情を共有してる(だろう)人が歩いている。自脳も無意識に、そう思っていた。しかし、今はCNNやネットなどで、「意識して」、自分を「その世界」におかなければ、「その視界」を獲得できない。「客観的」に向こうを見るという観点も大事だと考えないわけではないが、どうも違う。思うのだが、「異質共存世界」であるNYから日本を見る視界と、「その逆」の違いではないだろうか。