
NYに住んでいた昨年までと生活がかなり変わったのだが、その中でも「食事」は大きく変わった気がする。まず朝だが、スタバのチョコレートドーナッツが好きだったし、デリでオープンサンドイッチをよく買った。「Ham and Egg on roll with Salt and Pepper, cut in half」と言うと、1-2ドルで暖かいロールが、紙に包んで手に入る。ハムもたっぷりで、大きいから、半分取っておいてランチに回す事もあった。その、ランチだが。朝がパンだから、どうしてもアジア系を選びがちだった。それが、帰国した今はどうか。朝は、家でご飯、味噌汁、納豆と純和風となり、ランチはランチでとにかく多くの選択肢の中から毎日選ぶのに苦労する。ちなみに、今日はうどん、昨日は和食、その前はパスタだった。蕎麦や鰻など、アメリカでは美味しいものは食べられない物は、NY時代は、日本に帰ると優先的に食べたのだが、今は別に何時でも食べられるから、渇望感は無い。夕食は、NYでは一人でビストロ・ジュリアンなどにもよく行ったが、今はそういう丁度いい店が見つからない。無いわけではないだろうが、おじさん一人でビストロで、ムール貝でワイン、といったシーンが東京ではイメージできない。一抹、さみしい。