2007年12月7日金曜日

Party Kids - Just a happy drinker

20年のNY滞在で、景気変動も多かった。年末になると、企業はそれなりに忘年会をするのだが、それをHoliday Partyと言ったり、Company Partyと言ったりした。しかし、現金なもので、景気のよい年は派手だが、悪い年は地味だった。90年代初頭の最悪期は、リストラの嵐だったから、開催すら無かったし、企業トップはプラーベートの外食も控えた。辞めた社員に襲われる事件が多発したからだ。そういう自分も、何度かパーティーを主催したので、あのUP/DOWNが、懐かしい。今や帰国し、パーティーにも「御呼ばれ」する立場となり、なんと嬉しいなものだ。当たり前だが、スピーチの心配も無く、作り笑顔も不要、お酒もとめどなく飲めるし、だらけ放題だ。NYの事に戻るが、ある年、幹部が「酒を出すかどうか」を聞いてきた。「ばか、あたりまえだろう」。しかし、こうだ、その年は色々と事件があった年で、酒を出して、帰りに社員がトラブルになると、「酒を出した会社の責任になる」と言うような事なのだ。結局、車通勤者には、タクシー代を出す事にして、納めたという記憶がある。今や、こういう心配は、される側になり、なんとも気軽な身分だ。

2007年12月6日木曜日

たかが携帯 - されど携帯

携帯を買い換えた。2年前にワンセグにつられて買い変えたが、テレビは2-3度しか見なかった。無駄だった。それだけではなく、音楽サービスなど、まったく使わないから、最近の携帯はPCのソフトのように、とにかくオーバースペックだ。人の脳だって、99.9%は冗長だから、もっとそうかもしれないが、携帯やPCは値段が値段だから、考えものだ。くだらないが、だから人の命に値段が付けられないと言うのか。どうでもよいが、携帯。今回は、明確な目的意識を持って、カシオのエクシリムにした。このブログ用に写真が欲しいわけで、デジカメも古くなり、それを買い換えるかどうか考えていた。結果、ブログ用が主であれば、高機能は不要なわけで、フラッシュを除けば、このカシオは5.1メガで、手振れ補正も付いている。この携帯いっちょで、電話、メール、カメラがすべて満足だ。こうしてみると、携帯も、用途で選別できる時代になってきたのか。ところでEモバイル端末は、デスクにのったまま、時々たまったメールを消す時だけアクセスしている。使い道が無い。

2007年12月5日水曜日

3度のメシ - ウラミシュラン

NYに住んでいた昨年までと生活がかなり変わったのだが、その中でも「食事」は大きく変わった気がする。まず朝だが、スタバのチョコレートドーナッツが好きだったし、デリでオープンサンドイッチをよく買った。「Ham and Egg on roll with Salt and Pepper, cut in half」と言うと、1-2ドルで暖かいロールが、紙に包んで手に入る。ハムもたっぷりで、大きいから、半分取っておいてランチに回す事もあった。その、ランチだが。朝がパンだから、どうしてもアジア系を選びがちだった。それが、帰国した今はどうか。朝は、家でご飯、味噌汁、納豆と純和風となり、ランチはランチでとにかく多くの選択肢の中から毎日選ぶのに苦労する。ちなみに、今日はうどん、昨日は和食、その前はパスタだった。蕎麦や鰻など、アメリカでは美味しいものは食べられない物は、NY時代は、日本に帰ると優先的に食べたのだが、今は別に何時でも食べられるから、渇望感は無い。夕食は、NYでは一人でビストロ・ジュリアンなどにもよく行ったが、今はそういう丁度いい店が見つからない。無いわけではないだろうが、おじさん一人でビストロで、ムール貝でワイン、といったシーンが東京ではイメージできない。一抹、さみしい。

2007年12月4日火曜日

煙縮競争? - 終わりの始まり

特にここで書くような話でもないが、最近身の回りでとみにエコの話題が多くなった気がする。やはり、ゴアの映画は後世から見れば、一つの大きな節目だったといわれるかも知れない。それなんだが、アメリカは無駄遣いが激しくて、もちろん京都議定書も無視して、ボカスカと環境破壊をしている悪い国なのだ。20年前にNYで仕事を始めた時に、深夜、早朝に高層ビルで電気がついているのを見て、「なんと働き者の多い街」と打電したが、後から聞いたら、電気を消さないで帰っているのだった。電気ガス水道は、レントにコミコミの場合があるので、使用量は気にしない。そこでだ、今朝のパリ会議のニュースの、「CO2削減交渉。先進国は、、、」という記事をチラ見して、思い出したのが、20世紀の「軍縮会議」だ。あの頃もこうして、国同士で、増減をやりあったのだろう。とすると、軍事力もCO2も文明化の産物であり、他国への迷惑という点では同じなんだ。上海郊外の、どでかい工場群から立ち上る煙りをみて、「ああ、この煙が、地球の自転で日本へ来るんだな」と実感もした。関係ないが、今お気に入りは、「しろくま君」というアイスクリームだ。

2007年12月3日月曜日

文明と文化 - 電気の場合

六本木ヒルズができてから、2年は足を踏み入れなたっかが、今は時々行く。ミッドタウンは今年できたばかりだが、昨晩早くも始めて食事に出かけた。ちょうどイルミネーションもやっていて、案の定多くの人でごった返していた。ツリー点灯といえば、毎年のロックフェラーセンターだが、それも今年からは見られないということで、どんどんとNYの生活観からとうざかって行くのは、やはり寂しいものがある。NYの飾りは、今年からLEDになったそうで、多少は環境、省エネに配慮を言っているが、まあ、ツリーを飾る事自体が、環境破壊そのものだろう。毎年、25日が終った後の街角には、ツリーの残骸が捨てられていて、「あーあ」と思っていた。日本では、そんな大きな生木を元々飾らないから、あんな無駄している事は、しらないかも知れない。話が飛ぶが、電気使用は、文明発展の指標のようになってしまい。先日の上海だって、昔は暗かったのが、今はギラギラだ。これもかなり前だが、インドに出張した時、宿泊したホテルはよく停電していた。今はどうだろうか。