
F先生。先月ボストンへ出張したおり、乗り換えのデトロイト空港、早朝のタラップで、別件・別便で移動中のM先生とバッタリ出会ったと言った。ご両名、そんなに多く海外へ行くわけではなく、しかも北米上空には常時4000機が飛んでいるわけで、その時間、その場所に出くわすというのは、偶然と言っても不思議な事だ。確立計算なんていう代物ではない。そう言えば、昨年だったか、自分も新宿で同じような「偶然?遭遇」を経験した。「不思議な偶然」という事かも知れないが、どう考えても、そこには「何かの必然」があると思われる。つまり、ヒトには意識にのぼらない、或いは、感知しても表象意識に残らない無意識の「MIND」があるという事だ。だから、種明かしをすれば、こういう遭遇も、何かの無意識情報に基づいて、行動時間と範囲が交差していると思われる。元々、「関係」がある人同士だから、こういうことが起こるので、「関係」がなければ、「偶然」もおこららない。あたりまえだ。「なじむ」「慣れる」というのは、無意識のレベルでの行為習得だが、帰国1年経ち、ようやく通勤路の信号の変わり具合などが、カラダのレベルで判るようになったし、ゴルフもテニスも少しは上達した。そんな事はどうでもよいが、今日は「財布」を家に忘れて来てしまった。