
朝8時からアカデミーヒルズで、星野朝子氏の講演を聞いた。星野氏は、ケロッグ88年なので2年後輩。丁度冬休み帰国中の3男も同行した。主題は、「ダイヴァーシティー」と掲題。前者では、Diversity Development Office, Diversity Steering Commitee など設置し、業績へ直結する取り組みが成功と理解した。掲題では、「Sympathy とEmpathy(共感)」の違い、「Empathyをどう高めるか」なんてのが、面白かった。要は、Sは身内に対して抱くもの、Eは他人に対して「抱こう」と努力する「スキル」と理解。「共感力」を高めるためには、①映画、本などの(自分から遠い)キャラクターになりきるシュミレーション ②自分をよく知る ③待つ態度の実践(「解」を提示しない) ④観察する態度 ⑤PDCA。 こう並べると、ロジャースのカウンセリング理論に立脚している事が想像できる。そして最後だが、「できません」と言われた時に、「何故?」と答えてはいけないのだそうだ。それでは、「できません」と言われた時には、何と答えるか? それは、「何が?」と答えるのが正解だそうだ。納得だ。