
海外留学だけでなく、若者の海外旅行者の数が減っていると言う事だったが、国内旅行も減っているのだそうだ。それでは何をしているのかという、ある雑誌の調査のよれば --- 「何もしない」=「家でぶらぶら」が50%を越えるそうだ。マンガ、ゲームなのだろうか。だからWiiが売れるのかもしれない。ビリリオが「極の不動」と言ったのは、世界中が光の速度で、こちらへ近づくと言ったのだが、それは「動かないでよい」と言ったわけではないだろう。極が本当に不動になるならば、人の存在はまさに、身体性としてはベジタブルになるし、思考することもしなければ、それはコンクリートジャングルの中に巣くうコクーンのようなものに見える。もっとも、最近は親子関係での事件が目に付くが、もしかすると小型テレビで個室化していた子供が、テレビの大型プラズマ化で、お茶の間へでてきて、滞っていた、親子の対話が復活し始めたのかもしれない。考えすぎか、、、