2007年10月19日金曜日

英語は身を助く - Good Case

中学在学中に、ある事で英語に興味をもち、そのまま高校でESSに入り、暗い(?)学生時代を送った。しかし、ネイティブの英語に触れる機会も少なく、結局は今だに「言語的身障者」の域は出ないし、もうあきらめている。その中学の同じクラスだった、西村啓は、中学時代は英語が必ずしも得意だという記憶はなく、むしろ、苦労していた部類だったろう。その彼に再会を果たしたのは、8年ほど前に彼がNYへ営業に来た時だ。日本でのホテル事業に携わっていた彼は、アメリカの旅行社を回って、インバウンドの集客をしていた。ちょうど、私の会社に通りかかり、訪ねてくれたわけだ。夜に食事をして、街のバーに行ったのだが、なんとカウンター内の姉ちゃんと、「ネイティブの英語」で話しているので、驚いた。聞いてみると、彼は大学卒業と同時に苦学留学し、学費稼ぎにホテルで皿洗いをしたそうだ。そこで、各国の苦学生と働き、ついで(失敬)に英語も身に付いたらしい。元々才能があったのだろうとは思うが、こういうネイティブ英語が、ビジネスでは役に立つ。昨晩は、彼が総支配人を勤める、新宿のハイアットリージェンシーで和食を食べた。明日は、同じクラスの数原君とゴルフの予定。

2007年10月18日木曜日

メカニカルデザイン - マイアソン教授

ケロッグスクールからのメールで、経済学をならった、マイアソン教授のノーベル賞受賞を知った。しかし、教授は現在シカゴ大学にいるので、メールには「ケロッグ在籍中の研究成果によるもの」とのコメントがあった。テニュアーでない限り、教授もポジションを移るから、こういう事が起こる。それはどうでもよいが、受賞テーマは「メカニカルデザイン(構造設計)」というもので、「複数の利己的な入札者が集団として意思決定を行う場合」の理論という事だ。ネットオークションなどの普及で、注目されているらしい。簡単な例では、「ケーキを二人で分ける場合、『切る人』と『選ぶ人』に分かれれば、最も公平となる」、というのがある。シカゴ大学には、有名なMM理論のミラー教授と、モジリアニ教授がいたし、とにかく経済学では世界一だ。しかし、いつも思うのだが、ダイナマイトのような、「大量破壊兵器」の元になるような発明で財をなし、結局はヨーロッパから「世界の終わり」を導く事になった人々の一人のノーベルの財で、学問の世界権威を決めるというのは矛盾していないだろうか。もっとも、経済学賞は、「スエーデン銀行賞」と言って、純粋のノーベル賞ではないらしいが。とにかく、自分には関係ないから、どうでもいいか。

2007年10月17日水曜日

変わる「人材像」 - まずは、走る!

昨晩は9時過ぎまでテニスをしたので、右腕がまだ痛い。という理由をつけて、今朝は寝坊してランニングはサボった。この程度では、「ペンギンウオーク」もできそうもない(早くも東京マラソンは挫折ムード?)。ところで、野球は日米ともプレーオフで、どこかどうだか錯綜中だが、ロッテの駿君から電話をもらった。明日勝って、日本シリーズだということで、そうなれば千葉球場のチケットを取ってくれるそうだ。駿はハーバード卒の逸材で、一昨年はNYで就職活動をしながら、私の仕事を手伝ってくれたが、現在はバレンタイン監督の下で、活躍中だ。こういう「変わり者(失礼!)」が、「日本人のキャリア像」を変えると自信を持って言える。その意味では、私はここ数年、人材に恵まれていて(もちろん過去もそうだったが)、レイチェル、NAOMIなど、どこへ出しても恥ずかしくないところまで、育ってくれたと自負している。最近、安藤氏の紹介であった、スイミー南君も、これまた「変人(失礼)」で、楽天球団立ち上げに貢献した、グローバル人材だ。今後もどんな人材にめぐり合えるか、楽しみだが、自己研鑽も怠ってはいけない。明日は、走るぞ!

2007年10月16日火曜日

ペンギン・ウオーク - ヨタヨタ

マラソンをやめてからも、ジョギングは時々やっていた。しかし、それはそれ。緊張感、目的感はまったく違う。東京マラソンに当選して、入金したので、準備が間に合うかどうかの、試運転を先週からしている。今朝も早朝6時起きで(もっと早起きしている人に怒られそうだが)走りに出た。いつか来た道だから、最初の無理はしない。初挑戦の15年前は、無理をして膝を壊し、腰を痛め、何度もつまずいた。足腰の間接をサポートする筋肉が付いてこないと、まず故障する。マラソンは、スピードではなく、距離を行くスポーツで、心身のバランス制御が重要だ。だから、とにかくスローペースでの試運転開始という事だ。こういう年寄りのランニングをNYでは、「ペンギンウオーク」と言っていた。なんと言われようが、まったく気にしないが、他人からみれば歩いているとしか見えないかもしれない。しかし、今朝も青山墓地からホンダ本社を回って、外苑西通りをヨタッて来た。そう、ここは1月に脱水で、ぶっ倒れ、肋骨を5本折った、あの場所だ。まずは、このトラウマ克服から出発か?10月末で10キロ(皇居までの往復)、11月中に20キロ(加えて皇居2周)ができれば、2/17には都内を歩くペンギンが見れる事になる。

2007年10月15日月曜日

Busy Weekend - Outing & Networking

先週はボコボコのスコアだったので、どうなるかと心配したが、土曜日のゴルフはなんとか90台前半で落ち着いた。これで、また当面は「サブ90」を目標にできそうだ。さて、日曜日はアメリカンクラブで、ケロッグスクールの年次総会だったが、日本コカコーラ社長のダニエル・セイアー氏が記念講演した。彼はケロッグ81年卒だそうで、私の5年先輩だが、歳は5つ下。そんな事はどうでもよいが、彼は卒業後クエーカーオーツ等を経て、コークへ入社、その後中南米を転々とし、日本へ来たという事だ。少子化、ドリンク離れ等困難な日本市場への取り組み戦略を語ってくれたが、当たり前だが、やる気満々で、触発もされ、又勉強にもなった。ケロッグの同窓生は約450名になったのだが、最近は外資系での非日本人の駐在員が増加傾向で、今回もたくさんではないが、7-8名(参加60名)はいたのではないか。だから、会議は全部英語なのだが、これも時代の流れか。彼らからも活発な意見がでて、「俺は上海の同窓会を知ってる」「俺は、、、」などと、グローバル連携に関する物が多かった。今今の取り組みとしては、「ケロッグの知名度を日本社会で上げる」というのがあり、寄付を募ってウエブサイトの整備を進めている。出来上がれば、何処にも負けないものになりそうだ。元々ケロッグはマーケティングに強いので、そういう人材には事欠かない。