
昨晩は、カウンセラーの新年会。当たり前だが、カウンセラーだって「ヒト」だ。たまには、ガスを抜く事も大事だし、スーパービジョンの先生も、ご苦労様だ。さて、ある先生。「今年から、新入りの職場は大変だよ」。「?」と私。「『ゆとり第一世代』の就職が始まるんだよ」と答。一夜明け、調べてみた。、平成元年の学習指導要綱改正の施行が、1992年。その時の小学1年生が、今年就職年齢だ。曰く、「ゆとり」で育ったこの世代は、社会の「荒波」に耐えうる訓練や指導を受けていない。そうだな。10年くらい前に聞いた話だが、小学校の運動会で、横に手をつないでゴールするという。なんじゃそれはと、驚いた。こういう、おかしな価値観の中で育った子等だ。関係ないが、最近の新入社員には、「挨拶」もろくにできないのが多いらしい。わが子等を「高い」棚に上げて書くのだが、こりゃ受け入れる企業だって大変だろう。現場の上司も可愛そうだ。考えただけで、頭が下がる。若年社員の転職が多い。これもそれか。うーん。送り出す大学側で、なんらかの「人間教育」をするべきなんだろうが、そんな事は期待できそうもない。眠いが、ちょっと考えてみよう。