
昨日のマクルーハンは1911年生まれだったが、イギリスの片田舎のコティングリー村の従姉妹のフランシスとエルシーも1901年、1907年の生まれだ。絵画専門学校に通う、水彩画の天才だったエルシーは、写真技師だった父親のカメラを借りて、「妖精の写真(ジオラマだな)」を5枚撮った。これが、コナンドイルまで信じる大事件となったが、彼女らは死ぬまで(1986/1988)嘘だとは言わなかったそうだ。カメラの歴史からすれば、20世紀初頭には、まだ大衆の物にはなっていなかったのだろうから、「写真メディア」の神秘性も絡んだろうし、更に考えれば、第一次大戦(1914-1918)の苦悩の中の一抹の「夢」を求めたのかもしれない。今朝の松島氏ブログの「ティンカーベル」(ディズニー映画)評を読んで、この事件を思い出した。関係ないが、アポロ本体からSpin Offし月面着陸した、イーグルの写真は本物だったのだろうか。