2008年10月16日木曜日

Cottingley Fairies - 真贋と心眼

昨日のマクルーハンは1911年生まれだったが、イギリスの片田舎のコティングリー村の従姉妹のフランシスとエルシーも1901年、1907年の生まれだ。絵画専門学校に通う、水彩画の天才だったエルシーは、写真技師だった父親のカメラを借りて、「妖精の写真(ジオラマだな)」を5枚撮った。これが、コナンドイルまで信じる大事件となったが、彼女らは死ぬまで(1986/1988)嘘だとは言わなかったそうだ。カメラの歴史からすれば、20世紀初頭には、まだ大衆の物にはなっていなかったのだろうから、「写真メディア」の神秘性も絡んだろうし、更に考えれば、第一次大戦(1914-1918)の苦悩の中の一抹の「夢」を求めたのかもしれない。今朝の松島氏ブログの「ティンカーベル」(ディズニー映画)評を読んで、この事件を思い出した。関係ないが、アポロ本体からSpin Offし月面着陸した、イーグルの写真は本物だったのだろうか。

2008年10月15日水曜日

The Gutenberg Galaxy - NYメディア倶楽部

マーシャル・マクルーハン(1911-1980)の「人間拡張理論」によれば、飛行機もメディアだ。という事で、昨晩は松島さんを囲むNYのOB会で、広告、出版、新聞、情報、エアライン出身の5名が、いつもの「有楽町外国特派員クラブ」に集合したが、こうしてみると全員が「メディア関連」という事か。ナチョスでワインを飲みながら、話題は「大統領選挙」、「WBC監督」、「金融マーケット」、「Sex&The City」と幅広い。浅川さんが始められたというMeet & Greet ビジネスの「東京メディア倶楽部」(http://www.tokyomediac.com/)も、年間500本映画を見られるという(http://blogs.yahoo.co.jp/kj3996912/MYBLOG/yblog.html)松島さんの出版プロジェクト(秘密?)も楽しみだ。「マンハッタンは遠くになりにけり」と、秋風の中、寂しく思っていたが、なんだかさわやかな元気をいただいた。3週間ぶりに週末はゴルフに出かけるとしようか。

2008年10月14日火曜日

かばん語 - portmanteau

体育の日はやはり、オリンピック記念日の10日が良いと思うのは年寄りだけか。どうでもよいが、昨日は、天気がよかったので、ゴルフの練習の後、遅い朝飯に出かけた。アメリカでは週末は「ブランチ」をやる店が山ほどあったが、日本では休日はスタバ、ドトール、そしてホテルくらいしかやっていない。我が家の徒歩圏の表参道にはアンデルセンがあり、アメリカのようにシャンパンは飲まないが、そこで「ブランチ」となった。さて、「Brunch」と言う言葉だが、Breakfast とLunch の合成語だという事は誰でもしっているが、これを「カバン語」というのは知らなかった。ルイス・キャロルが「鏡の中のアリス」で、ハンプティー・ダンプティーに、「、、、旅行カバンみたい」と言わしたらしい。ゴルフに行かない休日は暇だ。

2008年10月12日日曜日

軽井沢 - 森林浴

中軽井沢の別荘は、昔は良く使ったのだが、ここ数年は年に1-2度しか使わない。といっても時々心配になるし、ゴルフも夏にやりすぎたので、意を決して風通しに出かけた。布団を干して、家中掃除してなんとかしたのだが、ガスがでないくて、そのうち灯油も切れて、湯沸かし器もダメになった。と言うわけで、一晩泊まっただけで帰京した。2日連続で、浅間山を見ながらゴルフの練習場でボールを打ったが、なんだが軽そうな変な黄色いボールで、しかも値段が高かった。軽井沢は嫌いではないのでが、別荘を持つと言うライフスタイルは、今はどうか。それでも、緑の葉の影がゆれる木漏れ日のなかで、しっかりと本を一冊読んだ。たまにはこういうのもいい。