
城山三郎が「毎日が日曜日」を書いたのは1976年。丁度自分は社会人2年目だった。さて今週、日本は全国的にGWのど真ん中。大ちゃんのように2週間休暇を取ってスリランカで瞑想のヒトもいれば、自分のように、カレンダー通りに、仕事と休みを重ねているヒトもいる。古代のローマ人や、日本だって江戸時代の奉公人なんかは、基本的に休みが無かった。たまに行く焼き鳥やの大将も、「休みなんかねーや」と言っていたが、最近はどうなんだろう。ユダヤ人が安息日として日曜を休んだのは、点呼のためだったという説があるが、真偽は知らない。ただ、ローマ人に嫌われたという事は知っている。宗教は「習慣」を強いる事で、邪宗との差別化を図るのだ。ところで、城山の書の主人公は、定年したわけでは無い。高度成長期、海外勤務から京都支店に左遷され、閑職や、それまで省みなかった家庭を苦悶するという商社マンだ。さて自分、このGW後半「毎日をどう生きるか?」。答えは簡単!ゴルフとテニス、、、そして家の掃除だ。