2007年9月28日金曜日

キャッシュレス - TAXI

今朝乗ったタクシーにはEdyがついていた。東京のタクシーもここ数年カードが使えるようになっていたが、サインが必要で面倒ではあった。それがやっとクイックペイになったわけで、盗難時のリスクはあるが、便利にはなった。これで、小額はクイック、多額はカードという使い分け、ますます進むだろう。ところで、NYに先週行った折に乗ったイエローキャブにも、カード支払機が付いていた。これは、前席背面にB5判ほどのカラー画面があり、脇にカードをスライドする機構が付いている。画面には、普段はグーグルマップのような地図がGPS付きで表示され、現在位置も出る。清算時は、その画面でチップも打ち込みカード決済すると言う具合で、ドライバーは関与しない。元々犯罪の多いNYでは、運転席との間は仕切りがあって、小窓で現金支払いなどをしていたが、そういえば最近は、あまり見かけない。電車、バス、コンビニ、タクシーなど、こうして小銭を使うシーンは益々減って行く。電子マネー時代が本格化してきた。

2007年9月27日木曜日

心の健康診断 - 風邪は

昨晩は、都内某所で「米国メンタルケア最新事情」と大仰な題目で講演をさせていただいた。かれこれ3年ほどこのテーマは追っているが、改めて調べてみて驚いた。米国企業の90%は何らかのメンタルケアをしていて、EAPも76%が導入済みだ。20年前は5-6%だったが、90年代初頭のホワイトカラーのリストラ、そして9/11を経て、今や、米国企業は、従業員のココロのケアをするのが「あたりまえ」になったしまった。日本でも「身体の健康診断」はやっているが、これとあわせて、「心の健康診断」をしているわけだ。こうしてみると、昔は、日本企業は従業員を大事にして、アメリカ企業はその逆という事のイメージが強かったが、今は、それが逆転したかに見える。昨晩は、昔勤務の会社や、学校関係、企業関係の方々も来てくださり、稚拙な話で恥をかいたものの、大変有意義な機会だった。風邪は鼻水が止まらない。

2007年9月26日水曜日

身の程をしる - 限界か

昨晩は元気だったが、NY2泊4日の疲れがでたのか、今朝起きると熱っぽい。医者へ行くまでもないのだが、丁度常備薬も切れていたので、ちょいと行ってみたのだが、おやおや、大混雑だ。医者曰く、「気温変化で、ここ数日患者が急に増えた」との事だ。そこで、NYのドクターが昔言った事をを思い出した。彼は、「最近ウイルスが多いから、患者が多い」と言っていた。もちろん、風邪の原因はいろいろあるのだろうけれど、もしかすると、日米で風邪に対する認識が違うのかも知れない。インフルエンザはウイルスだから、これは同じだろう。しかし、日本では気温変化などの外部要因で、身体が弱り、発熱すると考える。つまり、「寝冷え」などが良い例だが、こういうのはアメリカ人はどう捉えるのだろうか。こんなのは病気にうちに入れないか。ま、どうでもよいな。それより、しばらく風邪などひかずに調子がよかったのに、やはりNY行きはもう限界だと再認識した。10月は行かねばならないが、金もかかるし、もう年内はやめにしよう。

2007年9月25日火曜日

グローバルマネー - 日本は?

ある創業者は、「100億あったらどうしたいか?」と問われて、「1000億欲しい」と答えた。金なんて、所詮そんなものだろう。食うに困らないレベルを過ぎると、後はゲームや、ヨクの世界なのは、古今東西変わらない。資本主義や経済の根っこは「欲望」だし、ヒトの根っこも「野生的欲望」だと、ホッブスも言っている。グローバルに見れば、富や情報は「偏在から拡散」だから、昔の金持ち(王や覇者)は半端じゃない金を持っていたのが、小金持ちが増えてきたという事か。その金が、国境を越えて、「金儲けチャンス」を探し歩いているわけだ。しばらく日本の沿岸で札束を積み上げて、投資機会を見ていた外資ファンドもブルドック以降は、引き上げムードだし、サブプライム以降は、BRICS、オイルなどへ向かっているらしい。今回NYで、手持ちの米株は全部現金化した。FED金利下げで、丁度高値だったので、損はしていない。まだ上げ下げするだろうが、やはり数年続いた不動産バブルが、サブプライムから崩れて、2-3年は調整期に入るような気がする。振り返って日本を見ると、足元の景気は悪くは無いのだが、人口構成、医療費、年金などの長期的経済環境は、どう考えてもヨクは無い。あれだな、日本は「指導者なき、理念なき社会主義」の国になったしまったんだな。

2007年9月24日月曜日

チャレンジ - 失敗と成功

秋分で快晴の日曜日の朝、マンハッタンを出た。PATHトレインでハドソン川をくぐり、ダウンタウンで用事をすませたので、初めてだったが、Aトレインでハワード駅へ向かった。いつもはEトレインで、ジャマイカ駅からAIRTRAINに乗り換えるので、ちょっと心配だったが、2時間以上あったので、TRYしたわけだ。結果は、やはり失敗?Aラインは行き先が二つあり、間違った方に乗ってしまった。幸い、2駅先で気がつき、取って返してハワード駅に着いたが、今度はAIRTRAINが故障していて、シャトルバスで、C駅まで乗り継いだ。ようやくの事で、JFKについたのは12時半を回っていた。フライトはまあまあ。しかし、今日の便は最後まで取れなくて、やきもきしていたが、乗ってみたら3割くらい空席があった。JALはこれだから信用できない。成田には多少遅れて24日5時ころ着いたが、成田EXPが満席で、今やっと乗れた。出発前に体調が悪かったので、心配したが、何とか持ちこたえたようだ。しかし、今回の収穫は、なんと言ってもNJのハイアットに泊まった事だ。ばか高い料金の市内に泊まる事を考えると、施設、サービス、アクセス、環境、料金、ポイント、ビュウー、どれをとっても120点あげてよい。次回からも、一人の時は、十分選択肢となる。