
今年は、水滸伝、三国志と北方謙三で、中国ものをかなり読んだので、気分?変えに、ちょいと塩野七生のローマ物へ戻った。積んである中から「終わりの始まり」文庫3巻をバッグに入れたが、カエサルのあたりを読むのとは、スピードははるかに遅い。それでも、中巻以降は、5賢帝時代の終期で、北方ゲルマンとの戦いが始まり、緊迫しだした。こう書くと、どうも読書態度が不純に聞こえるが、正直、戦いのものを読むのは、面白い。ジョン・グリシャムなどの裁判ものや、パトリシア・コンウエルのFBI物、トム・クランシーの大事件ものなどもそうで、英語のペーパーバックを毎日のように読んだ。古い話だが、中学時代は、SF物で、「火星の何とか、、」なんてのを随分と読んだ。NYで一人暮らしをしていた頃の週末は、朝一番で運動、日中はセントラルパークで読書、夕方から映画を見て、とルーティンが出来ていた。東京に来てからは、週末はゴルフやら用事があって、読書は通勤、旅行の車内だけだ。映画は、NYのように、近くで直ぐに見たい物が見れない事もあり、あまり行かなくなった。