2008年11月7日金曜日

顔グラフ - チャーノフ

昨晩はコンピテンシーの話をする機会があったので、久しぶりに大学時代の知識がフラッシュバックした。コンピテンシーはハーヴァード大のマクレランドが1970年に理論化した、「成功者の行動特性」だが、彼は同様に「Motivation」の研究もしている。70年のこの頃は、冷戦の真っ最中、アポロ計画もあって、アメリカが徹底的に科学的合理を求めた時代だ。マクレランドは国防省からの依頼で、この人間科学の研究をしたわけだ。そこで、自分だが、73年頃、卒論研究に、この「Motivation」を測定するという、無謀なテーマに挑んだ。結局、測定&定量化はできなかったのだが、データ解析に使ったのが、このチャーノフ博士の開発した「顔面法」だ。収集した個別データを部分の変化に置き換えて、それぞれ顔の絵にする。その絵を並べて、今度は人が見て分類するのだ。データ本来の次元特性を置き換えてしまい、 別の尺度(カテゴリー)で分類し、その結果から「意味」を見出す。ごまかしのように見えるが、そうでもない。

2008年11月6日木曜日

ブレッシュー - 自分で守るしか、、、

悪性鳥インフルが流行すれば、真っ先に死ぬと思っている自分としては深刻な問題だ。何回も書いているのだが、日本では電車・バス内で平気で「ヘっクション!」をされてしまう。アメリカでは、「霊気」が抜けてしまうというので、クシャミはかみ殺す。例の「God Bless You!」だ。あれはあれで、大変だとは思うが、周囲の迷惑は少ない。文化とは、DNA生存の条件付けという視点からすれば、日本は自然環境的には、クシャミで風邪菌をばら撒いても、中和されていあたのかもしれない。しかし、車中は閉鎖環境だから、現代では問題だ。暑い、暑い、夏ももう去ってしまい、今度は寒い、寒い、冬へと向かう、風邪に弱い自分としては、そろそろマスクが手放せなくなる。帰宅後のシャワーとうがいを最近は日課にし始めた。

2008年11月5日水曜日

Marriott at - Vanderbilt University

2000年の今日、MBAリクルーティングでNashville,TNのバンダービルト大学に行った。大学の向かい側にあるマリオットホテルに到着すると、何やら報道車両が物々しい。そう、そこはゴア大統領候補の選対本部だったのだ。ブッシュとの接線で、決着がつかず、投票の再集計となり、取材陣も騒然としていた。知らないで行ったわけだが、そういうわけで選対本部の撤収が遅れて、我々のチェックインは夜になった。ようやくチェックインしたが、ロビーや、会議室、バーなどは片付いておらず、本部や記者たちの喧騒がそのまま残っていた。あれから8年、9/11、イラク、バブル、崩壊のブッシュ時代が終った。The more perfect union

2008年11月4日火曜日

Many events in raw - in New York

日本で特に放送されるわけではないから、知らない人が殆どだが、一昨日の日曜日はNYマラソンだった。NYに住んでいた頃は、出走しない年はボランティアをしたりした事もあり、街をあげてのイベントだった。という事で、東京に移り住んでからの昨年、第一回の東京マラソンを見て、2回目の今年は、10年ぶりにフルマラソンを走ったわけだ。来年の抽選結果はそろそろ来るようだが、何と8倍近い倍率だそうだ。NYでは、人気が出だしてからは、抽選と言うより、市民は年間通じてのレースに出た回数などの、参加貢献度を加味した。ただの抽選もよいが、色々な抜け道もありそうだし、NY方式のような物を考えてもよいような気がする。ところで、今晩は大統領選挙。写真はある週の投票マシン。この機械の製作会社3社の内、一社の社長は共和党員で、この社の機械の一部の内部配線は、どちらに投票してもマケインになるという噂があると、土曜に参加したセミナーの演者が言っていた。