2008年4月21日月曜日

すべての事は - メッセージ

構造主義で有名なフランスの「レヴィー・ストロース」は英語読みだと、(あの)「リーバイ・ストラウス」となり、ジーンズで有名だ。それはどうでもよいが、多分、日本社会の「構造」が大きく変わる。カオス理論でいう、「北京の蝶」のような話に聞こえるが、原油高騰が、代替燃料の開発を助長し、小麦が高騰する。小麦高騰が、小麦を原料とする製品の値段を押し上げ、更に代替製品の開発を助長する。そのサイクルの上位では、グローバルな食糧流通の「構造」自体が変化する。例えば、国内での減反政策や、石炭政策の見直しだ。今日聞いた話だが、20代30代の海外旅行者が激減しているらしい。ここ100年、と言わず50年での日本社会の「基礎構造」自体が変化を始めているが、日本では、「人」そのものは、(物だけ)豊かな構造に「安心・安住」を求め、変化を求めない状態になってしまっているようだ。「ゆとり教育」が、日本人の心の構造まで、骨抜きにしたのだろうか。いや、(少し古いが)それ以前の西の「3S」戦略の浸透で、骨を抜かれたのかもしれない。週末は「雨あがり」、新緑が綺麗だった。

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