2009年2月4日水曜日

Heaven and Hell - Destination Unkown

引き出しから出てきた10年前の手帳。パラパラとめくってみると、どこかのセミナーのメモがある。Gold Era, Gold Colour, New Econony, Exploding Bonusなどなど、威勢のよい単語が並ぶ。日本は銀行破綻などで苦しんでいた時、アメリカは空前の景気に沸いていた。新卒就業率が100%となり、給与レベルも急上昇で、思えばCEOの給与もあのあたりから歯止めがかからなくなった。このブログを始めた4年前でさえ、「ミリオネアの時代」なんて記事がでていたくらいだ。それがどうだ、CEOの給与制限が出される事態まで落ち込んだ。89-92年の不況時には、10年はかかると言われたが、93年にクリントンが大統領になって、IT産業を後押しし、95年にWindows95が出た頃からYahoo, Amazonnと世の中がにぎやかになっていった。ITバブルだ。ITが進化し、結果グローバル化が進み、金融が進化したのが行き過ぎた。これが今の状況だ。しばらくおとなしくしているしかない。

0 件のコメント: