
ある創業者は、「100億あったらどうしたいか?」と問われて、「1000億欲しい」と答えた。金なんて、所詮そんなものだろう。食うに困らないレベルを過ぎると、後はゲームや、ヨクの世界なのは、古今東西変わらない。資本主義や経済の根っこは「欲望」だし、ヒトの根っこも「野生的欲望」だと、ホッブスも言っている。グローバルに見れば、富や情報は「偏在から拡散」だから、昔の金持ち(王や覇者)は半端じゃない金を持っていたのが、小金持ちが増えてきたという事か。その金が、国境を越えて、「金儲けチャンス」を探し歩いているわけだ。しばらく日本の沿岸で札束を積み上げて、投資機会を見ていた外資ファンドもブルドック以降は、引き上げムードだし、サブプライム以降は、BRICS、オイルなどへ向かっているらしい。今回NYで、手持ちの米株は全部現金化した。FED金利下げで、丁度高値だったので、損はしていない。まだ上げ下げするだろうが、やはり数年続いた不動産バブルが、サブプライムから崩れて、2-3年は調整期に入るような気がする。振り返って日本を見ると、足元の景気は悪くは無いのだが、人口構成、医療費、年金などの長期的経済環境は、どう考えてもヨクは無い。あれだな、日本は「指導者なき、理念なき社会主義」の国になったしまったんだな。
0 件のコメント:
コメントを投稿