2007年9月27日木曜日

心の健康診断 - 風邪は

昨晩は、都内某所で「米国メンタルケア最新事情」と大仰な題目で講演をさせていただいた。かれこれ3年ほどこのテーマは追っているが、改めて調べてみて驚いた。米国企業の90%は何らかのメンタルケアをしていて、EAPも76%が導入済みだ。20年前は5-6%だったが、90年代初頭のホワイトカラーのリストラ、そして9/11を経て、今や、米国企業は、従業員のココロのケアをするのが「あたりまえ」になったしまった。日本でも「身体の健康診断」はやっているが、これとあわせて、「心の健康診断」をしているわけだ。こうしてみると、昔は、日本企業は従業員を大事にして、アメリカ企業はその逆という事のイメージが強かったが、今は、それが逆転したかに見える。昨晩は、昔勤務の会社や、学校関係、企業関係の方々も来てくださり、稚拙な話で恥をかいたものの、大変有意義な機会だった。風邪は鼻水が止まらない。

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