
「『情動』-欲望・操作・自由-」 というタイトルの、「ルネッサンスジェネレーション2007」を土曜日は聴講した。昨年は、「人はなぜ人を殺してはいけないか」という、ここ数年の哲学的テーマだったが、これは1年前のブログに書いた。カリフォルニア大の下条先生の話は、別の機会でも聞いているので、「意識は後付け」という言葉で、内容は理解している。つまり、二元論そのものなのだが、人は動物であり、ココロを持つヒトであり、そこでは動物的なものが99.9%支配しているということだったと思う。感覚器官→判断・指令器官(脳機能)から、思考系と、身体系に二ルートの神経が出ていて、身体系の方がすばやく反応する。まさに「無意識」の世界だ。意識は、後からのこのことついてくる。だから、論理的などというのは、意識の誤解かも知れないし、もっと言えば現在社会、ネット社会での、不可解な事件と思われる物は、実は「情動」の無意識のなせる業かもしれない。なんて話を、多側面から講義、議論してくれた。80%がリピータのこの会は、人口からすれば少ないのだが、同興味保持者という点では、結構いる物だと妙な驚きを持った。ゴルフも、意識ブロックをはずして、動物的に打てれば、もっとスコアはよくなると思うのだが。言い訳か。
0 件のコメント:
コメントを投稿