2007年11月20日火曜日

セカンドライフ - ちょっと、怖い

「第2の人生」ではない。この名前だけは、昨年くらいから聞いていて、ああそんなのもできるだろうな、などと思っていた。ところが、これも土曜日の「ルネッサンス」で聞いたのだが、世界で100万人位が登録しているらしい。ようは、昔、エージェントと言っていた、自分の分身をネットの向こう側に作って、向こうの世界で遊ばせる?ものだ。ここでは、アバターと言う。自分勝手に作れるのだから、性別も格好も、何でもありだ。それが、世界中のアバターと交流できるから、まさに第2の仮想世界という事だ。ここでは、リンデンドルという通貨もあり、毎日変わる為替レートでドルに交換できる。実際に土地(アイランドという)を売りだしてビジネスしている奴もいる。現実の世界だって、NYだ、パリだという話をする時、行った事がなければ、それが現実かどうかは判らない。だから、仮想か現実かは、実はどうでもよいのだ。身体が動かないで、知覚は技術で世界に到達するから、思考だけが世界を掴むわけだ。ポール・ビリリオをこれを、「極の不動」と言い、究極、ヒトは身障者状態になると言っている。映画MATRIXを思い出せば、イメージができる。ところで、自分はもう「サードライフ」も越えてしまったな。現実世界?でだが。

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