
2泊3日で上海に行ってきた。多分10年ぶりだ。当時、空港は虹橋にあり、高速道路、地下鉄の建設が始まっていた。それがどうだ、リニアが走り、超高層ビルが立ち並び、高速道路が縦横に通る。ちょっとした道の奥を見れば、まだ昔の町並みも少し残るが、まるで違った街になってしまったようだ。あの頃に外資といえば、日本企業で、たとえば伊勢丹デパートなどががんばっていた。それは今もあったが、こう言ったら失礼だが、ターゲット客層は、多分中流以下になっているようだ。つまり、上層、超上層の勝ち組が出現し、それを相手のブランド街、レストラン、ホテルが新築されている。今回宿泊したのは、一番最近オープンの、ル・メリディアン。新築でも、どこかずれていたり、中国モードだったあの雰囲気は、もうどこにもない。「ここは六本木のミッドタウン」と言っても、まずわからない。上海タワー脇のグランドハイアットの入る、金茂タワーの88階に上ったが、景色は「すごい!」の一言。さらに、その隣には101階建ての森タワーが建設中だった。上海蟹、紹興酒も堪能したが、「上海」、そして「中国」、そのものの、エネルギーと発展を目の当たりにした。帰国後、成田からバスで都心へ向かったが、なんだか景色が「寂しかった」。でも、ギラギラから離れて、ちょっと「ほっと」した。
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