
NYから戻った晩にテニスのレッスンがあったのだが、どうもうまくなかった。すると、コーチが、「背筋を伸ばして、元気出して!」とアドヴァイスしてくれた。それで気づいたが、色々とあって、心身共に多少ブルーだったようだ。一旦打つのをやめて、コート中央で背伸びし、ラケットを背中にまわした。視界も広がり、元気も出た。我ながら造りが単純である。そういえば、NYでマラソンをしていた頃も、長距離を行くほどに、姿勢が悪くなり、視線(頭)が下がる。そうなると、障害物などが危ないから、「Head Up!」と声をかけられる。もちろん、本番だと、沿道から「You can do it!」「You look great!」などと声が飛ぶから、その度に、姿勢を但し、頭を上げる。これがなければ、とても42キロも走れない。ゴルフもそうだが、ポジティブシンキング、これが大事だ。仕事は、「明るく、楽しく、元気よく」。もちろん、遊びもだ。「痛いから痛いというのでなく、痛いと言うから痛いのだ」とウトゲンシュタインは言ったが、「元気にすることが、元気になる事」なのは、間違えないだろう。
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