
小学校の同窓会案内が時々届く。足を運ぶ事はもうないのだが、時折電車で通り過ぎるので、概観の変遷はわかる。母校は卒業生14000名の内、70%の住所を把握していると書いてあるが、これはたいした事ではないだろうか。又、創立80年という事も知って、比較的新しい学校だったとも再認識した。というのは、子供達が通った現住所近くの学校は、今年が創立100年という。、調べてみると、「小学校制度」ができた1907年、その年に開校した事がわかる。「学校制度」は1886年なので、明治維新後だが、慶応大学などは、1858年創立だから、来年で150周年だ。記念切手発行も決まったという。懐かしいが、子供の頃記念切手収集が流行っていて、「慶応100年」なんてのは、定番中の定番だった。あれは1958年、私が小学校の時だった。あの頃は、「月に雁」とか、「見返り美人」なんてのが、高額で、ガラスケース越しに眺めた物だ。苦労して集めた切手帳も、札幌、シカゴ、NYと転々とするなか、どこかで無くしてしまった。それ以来、「物には固執しない」を心に決めて、昨年のNYからの転居の際も、「思い出」以外すべて捨ててきた。
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