2008年1月24日木曜日

Important Note - 「土蜘蛛」から「安宅」へ

NYのジャパンソサイティーで、梅若六郎の「土蜘蛛」を見たのは、もう3年前。思い出せば、その2年前、セントラルパークの薪能で、「船弁慶」を見た。あれは雨で大変だった。さて、昨晩。大曽根さんにもらった切符で、NHK能鑑賞会、やはり六郎の「安宅」を見た。「これが」特に面白い演目なのか、自分の知識が、「能」に追いついてきたのかは判らないが、実に面白かった。NYの時は、舞台脇に、液晶ディスプレイが設置され、メトのオペラのように、解説の字幕が英語ででた。歌舞伎座にはイアフォンでの解説システムがあり、わかりやすいが、能はなかったので、ありがたかった。さて、今回。大曾根さんが、「観世」の台本を貸してくれた。これを見ながら見聞きしたので、「非常」によくわかった。おー、「のー」とは、こうして見るのか。開眼だった。ディスプレイでも、台本でも、解説は「肝心帳」。安宅の見せ場は「勧進帳」。ちょっと、無理があるか。

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