2008年5月26日月曜日

教育工学40年 - この国の明日

金曜日の午後からは「教育工学研究会」の40周年の特別講演会に出席した。教育工学の祖である、坂元先生の「黎明期の話」という部分しか知らない自分は、正に「古株」の部類に属すると確信したが、教育工学で卒論を書いただけで、後は市井一般人として長い人生だった。その自分が、40周年の講演を聴くことになるとは、考えてもいなかったが、参加した多くの若者を見るにつけ、感慨無量のものがあった。講演内容はともかく、最近のICTの状況の説明のなかで、「国民総生産に対する教育費の割合は、調査125カ国中89位」「ICT取り組み度は、ここ2年で14位から19位へ後退」しているとの事だ。島国、少子化の日本は、観光立国へも向かって進むとは思うが、「知識立国」とも言われてはいなかったか。ゆとり教育からの舵は切られたとの事だが、つまらん利権や利殖に使う金があるなら、将来のヒトに投資すべきと思うのは我のみか?風邪が治らない。ゴルフのスコアも停滞気味で、青い月曜日だ。

0 件のコメント: