2008年12月8日月曜日

若者よ「夢」を抱け! - 安西塾長

「いつでも夢を」と橋と吉永が歌ったのは日本が、オリンピックを前に高度成長を始めた約45年も前だ。半世紀の間に日本は当時描いた「夢」を成し遂げたのかもしれない。ローマの本を読んでいて、建国の時期は手に汗握る面白さだが、衰退時期に入ると読むのがなかなかしんどいが、日本はこれからどうするのだろうか。と、人ごとのように、ここ何年も考えているのだが、昨晩はNHKで「日本人のアイデンティティー」という番組を見た。尊敬する安西塾長が登壇と言う事で、楽しみにしていたが、出番は1/5程度で残念だった。しかし、日本を先導する学長としての見識・意欲のさわりは聞けた。「若者よ夢を持て、世界を見ろ、果敢に挑戦しろ!」というようなメッセージを、いつ聞いても素晴らしい、気品ある語調で語られた。「目標は達成可能な短期ゴールの積み重ね」という認知工学的説明もあったが、本番はもっと色々と語られたのではないか。TV番組では編集されてしまうのが残念だ。「教育が日本をひらく」、先生の新刊本も必読だ。

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