2007年10月7日日曜日

温習会 - 女紅場学園

女紅場は、「にょこうば」と読み、正式には八坂女紅場学園という。祇園甲部歌舞練場に隣接し、明治初年設立のれっきとした専門学校だ。ここでは、祇園甲部の芸妓舞妓たちが、日々学んでいる。京舞、長唄、地唄、小唄、常磐津、清元、鳴物、茶道、能楽など、芸者としての基本は全部、それに加えて、習字、裁縫、お花など、教養一般も学ぶそうだ。春の「都をどり」は、1ヶ月間開催だが、秋は1週間程で、日ごろの練習成果のおさらい会だ。京都には一泊し、昨日夕方東京へ戻った。新幹線まで時間があったので、今回は、「今宮神社」から「北の天満宮(写真)」まで足を伸ばした。今宮の山門脇には2軒のあぶりもち屋さんが、向かいあっているのが有名だ。平安時代からあるという事だが、黄粉をまぶした親指大のもちを竹串に刺し、あぶったものに、甘い白味噌をつけて食す。このように、2軒が競い合うのは、峠の釜飯に始まり、多々ある。一軒だけだったら、競争もなく、とっくにつぶれていたのかもしれない。「競争」という事は、変化、進化には、必要条件なんだろう。今日は胃が痛いのでおとなしくしているが、明日はゴルフだ。

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