
ニーチェは、「生きる事には意味も目的もない」と言ったそうだ。自分で聞いたわけではないので知らないが、そうらしい。そこらにうごめいている動物は、多分そうだと思えるから、身体的には、ヒトだって同じだろうと、同感する。そこでだ。時々TVで、馬鹿なリポーターが、スポーツ選手等にインタビューして、「貴女にとって、XXXとは何ですか?」という質問をする事がある。どうもあれが気になる。つまり、「意味」を無理やり付けさせ、「生きがいです」とか、「すべてです」とか、意味不明の答えをさせて、煙に巻く。「意味は無い」なんて、答える人が居ないかといつも思うが、なかなか私の期待には答えてくれない。つまり、こういうことだ。すべての質問に答えがあるわけではない。例えば形而上学がそうだ。神とは、真善美とは?そういうたぐいの物だ。これは哲学者カントのアンチノミー。「口下手」の人が政治家で通用する世界だから、「口悪」の私がいても、別に人に迷惑はかけない。昨晩はUBSの鈴木さんと2年ぶりに夕食したが、「ビジネス&人生」まで多くの話ができて有意義だった。「機会を自ら作り出し、機会によって自らを変えよ」はEzoe名言で。これはヘーゲルの弁証法的だ。ようは、「過ぎ行く時間の中で、よりよく生きる」。これはハイデガーだ。多分。優秀な人からはパワーをもらう。
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