
週末から為替や株価が急変していて、やはり4年周期の中変動?だろうか。地政学的にも各地が不安定になってきているのも、グローバルな変化の波だろう。さて、「北方三国志」を読み終えた。水滸伝が19巻だったから、たいした事はないが、それでも13巻は読みでがあった。既に書いたが、吉川などの「三国志」とは立て付けが異なる。劉備、関羽、張飛、孔明など、それぞれの英傑の生、志、死をめっこりと描いている。最後は孔明の死で終るところは、これ以上は書く必要がない、という事だろう。確かに「事を図るは人、事をなすは天」との孔明の言葉通りの余韻を残した。戦略を大局的に考える時、大きければ大きいだけ、「世界が回る」ぎりぎりに近づく、そしてそれは、人智を超え、天運に委ねられるということか。そういえば、マックス・ウエーバーも、「ターンテーブルが回る」という表現で、同じような事を言っていた。さて、写真の「回る」矢印は、長男と藤井君の「代官山インスタレーション」作品(展示:11/11-11/25)。2年前に、この企画でグランプリ受賞した、このコンビは、今回は招待出展。代官山駅近くのスペースに並ぶ16個の矢印は、風で動く。
0 件のコメント:
コメントを投稿