2007年11月14日水曜日

主観と客観 - 東京バー?

古いタイトルをつけた。主客論は哲学の古典的テーマだが、ヒトが「活」きる大切なポイントだ。先日、福助を立て直した、カリスマバイヤー藤巻幸夫氏の話を聞けた。お兄様は、私の先輩でもある、著名な投資家だ。幸夫氏は、「ブランド」、「マーチャンダイジング(MD)」などについて1時間話されたが、早口なので、その倍の中身はあった。大変エネルギッシュで、「現場主義」「行動主義」「分析理論主義」的な人物という印象を受けた。ご自分曰く、「勉強好きだった兄とは反対に、、、」という、反骨主義も、それらを支える下部構造になったのかもしれない。とにかく、思いつくまま現場へ足を運び、自分の目で見て、耳で聞いて、頭で分析し、整理するという。正に、「主観」で動いて見て、「客観的」に分析する。当たり前だが、王道である。「とにかく人に会って話を聞く」「時間があれば本屋で情報を漁る」、彼のこういう行動は、機会との出会いのベンチマークに他ならない。ブランドへの感性という「素養」は構造として元々あり、それを受け止め、具体化する機能を自分で発見したということか。MDに加えて、VMD(ビジュアルMD)が大事だという話の中で、「最近NYで流行っている『東京バー』」というのが出てきたが、残念ながら私は知らない。写真が多分それ。

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