2007年11月27日火曜日

「食」の進化? - ホンモノはなんだ

上海の話は、今日で終わりにするが、上海2日目は蘇州へ行った。高速で一直線だが、街の出入りが渋滞するので、片道2時間というところだ。蘇州自体は、寺とか、庭とかの世界遺産があるのだが、見てみれば、日本のそれらとあまり変わらない。そりゃそうだ。日本のそれらが、大陸が起源だから同じなのは当然だ。それはそうと、上海蟹は江蘇省と安徽省の境に位置する水郷地帯で取れるそうで、その近くをバスで通った。ちょうど今が季節で、それを堪能した。しかし、最近は偽者もあるそうで、「本物」にはブランドを示すタグが付いている。日本でも、関鯵なんかにもタグをつけているから、それを模したのか。以前にも食べた事があるが、今回は比べものにならないほど、美味かった。季節だからなんだが、子もいっぱいあって、身も美味い。昔食べたのははもっとチープで、「上海かには食べる所は少なくて、足をしゃぶる位だ」なんて言われたように記憶していたが、こりゃ騙されたか。しかし、日本でも昔は、「子持ちこぶ」とか、薄かったものが、今や子がびっしりで、人工なんだが、養殖なんだかわからないが、「食」という事も、「ホント」が何かなんてわからなくなっているのかも知れない。

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