2008年1月16日水曜日

「できる事」と「する事」 - ストレスは

「であること」と「すること」と書いたのは、丸山真男。昨晩は、熱もあったので、早々に帰宅して、丸山真男の年表などを見ていた。安田講堂事件の時に、重要書庫を内部封鎖・逆篭城して、学生の破壊から守ったという話は知っていたが、吊るし上げなどもあり、直後に身体を壊している。回復後は大学を辞めて、米国大学等と仕事をしている。福澤研究でも有名で、「一生にして、二世を生きる」という話は、ここでも何回か書いた。さて、今朝聞いた話。ある事例研究だが、従来「職場での人間関係」などが大きな原因と考えられていた「メンタル不調の原因」で、一番顕著だったのは、「本人の能力不足、仕事の効率低下」だったそうだ。詳細は、続報を待ちたいが、「自己・他者・関係」という図式の中で、「関係」だと思われていたのが(もちろんそれもある)、「自己」の問題で、ストレスが多いということなのか。「仕事」とは、「やりたい事」、「やらねばならぬ事」、「やれる事」の重なりにあるとも言われる。「自分のできる事を、精一杯する事」と考えていれば、ストレスはたまらないと思うのだが、どうか。更に書けば、ストレスはあるもので、「どう発散するか」を問うべきとも言えるか。

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