
ポカポカの日曜日、久しぶりに映画を見に行った。NY時代の週末は、朝はセントラルパークを走り、午後からは映画を見るのが定番だった。帰国後は、それが無い。朝のランニングは、「そこに公園がない」のが理由で、午後の映画は、「そこに映画館がない」のが理由だ。なんと、「だらしない」と思われるだろうが、そういうものだ。映画について言えば、NY時代は、映画館の数も多くて、毎週新作が出る。観客の楽しみ方も違っていて、雰囲気自体が楽しかった。言い訳はこれくらいにして、日曜日。「ライラ」にしようかとも迷ったが、新聞で見ると、吹き替え版やら何やらで、どうも「お子チャマ向け」の感じがぷんぷんで、興ざめ。NYだったら、こんな事は感じないで見れたと思う。どうでもよいが、それでだ、「ノー・カントリー」を「見てしまった」。これは、怖い映画だ。音楽が無いのが、又怖い。コーエン兄弟の作品だが、12年前、「ファーゴ」を見たときの、気味悪さを思い出した。ファーゴは、今でも独特の記憶として、吹雪のシーンが脳にへばりついている。あれは音楽も不気味だった。邪推かもしれないが、ポスターは「ベトナム戦争」を想起するが、意味ありだな。
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