2008年10月27日月曜日

グラス・スティーガル法 - 津波

「グリーンスパンの頭の中」という一面特集がNYタイムズに出たのは90年代前半の不況を乗り切ったあたりだっただろうか。あの頃はブラック・ショールズという二人のノーべリストが先物取引会社で大もうけをして、それも特集されたが、確かその後崩壊したと思う。さて、グリーンスパンは、シクリカリストと言って、「現在起こる事は、すべて過去に起こった」というような、過去データ分析を基礎としていたと思う。その彼が、「100年に一度の津波」と逃げてしまえば、理論もなにもあったものではない。アメリカは合理の理論でまとめまければ、元々バラバラな国だ。1933の証券・銀行分離法以来の米国金融業界の歴史75年の変換点に来ているのだろう。

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