2008年11月11日火曜日

記念切符 - 「ただ!」ではない

中学から大学まで、ずっと日吉に住んで、日吉の学校に通っていたので、就職するまで、定期と言う物を持ったことがなかった。だから、時折電車に乗るときは、当たり前だが「切符」を買った。もちろん自販機はないから、窓口だし、なにより切符がしっかりした紙だった。少年少女は、切手同様、切符を集めたものだ。ある時、「渋谷行き」を買おうとして間違え、日吉の窓口で「日吉一枚」と言ってしまった。すると、乗り出すほどの気合の入った声で、すかさず、「ただっ!」と帰ってきた。間違える人が結構居て、今度きたら言ってやろうとしていたのだろう。いい時代だった。慶応150年で、日吉-三田間の記念切符が発行された。ちょっと見づらいが、写真のホールダー右側に、日吉発、三田発のそれぞれ360円の2枚の「紙の切符」が挟まれている。使用可能だが、鋏を入れてくれるのだろうか?

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